セルフコンパッションで自分を大切にしよう

世界に通用する子どもの育て方 アドバンス講座3回目のテーマは「自己肯定感より大切なものを育む」でした。

「自己肯定感が大事」「自己肯定感を上げよう」って最近よく聞く話ですし、
私自身、以前から「自己肯定感を上げたらもっと悩みがなくなるのかな?」と思って、上げる方法の本を読んでみたりしていました。
でも、あんまり効果が感じられず…

この本と講座で学んで、なぜ自己肯定感を上げようと躍起になってもダメなのか、腑に落ちました。

自己肯定感の種類とセルフコンパッション

自己肯定感には2種類ある

自己肯定感の1つ目の種類は、条件つきのものです。
人と比較して、優越感を感じることで高めること。
資格や学歴を取ったり、ブランドものの服で身を固めたり。

もう1つの種類の自己肯定感は、条件つきでないものです。
自分の良いところも悪いところもひっくるめて受け入れ、好きと思える気持ち。

条件的の自己肯定感を高めても、自分より多くのものを持っている人と比べてしまったり、結局満たされないもの。
大切なのは条件的でない自己肯定感のほうで、それを育む方法の一つが「セルフコンパッション」です。

セルフコンパッションとは

大切な人を思いやるように自分を思いやることです。
やり方として、3ステップを教えていただきました。

1.マインドフルネス

ネガティブな気持ちを悪いものとして否定しないで、受け入れること。しっかり感じることですね。
相手がいる場合は共感することです。

2.人としての共通性に目を向ける

こういうことは誰にでもあることだ、人間だもの。と考える、相手に伝えることです。

3.積極的な優しさ

責めないで、優しい言葉をかけることです。
自分に対しては、「今の私の幸せのために、何ができるだろう?」と考えること。
子どもに対しての場合は、「ママに何してほしい?」とか「協力できることはある?」と聞くことです。

こうしたセルフコンパッションを学ぶと、
弱さを認められることで、良い時は繋がりができ、悪い時でもそれを受け入れられて、人に助けを求められ、自分をいたわり、幸せになる、とのこと。

条件つきでない自己肯定感は、こうした自分をいたわることで結果的に高まるそうです。

思ったことあれこれ…

この話を聞いて、ふと独身のころを思い出しました。

私は婚活迷走期が長くて結婚が遅かったのですが、
ある時ドラマで独身女性の主役が、なかなか結婚できないことに悩んで呟いたセルフにすごく共感したんです。

「どうして私は、普通の人が当たり前にできてることができないんだろう…」

自分ができないことに落ち込む時って、こういう、「普通の人はできてるのに」って思ってしまう時で。
そう思いこんでるだけなんですよね。ほんとは、誰もができてるわけじゃないのに。

 

出産後も、こういう気持ちになったことがありました。

初めての子育てで私は毎日ドタバタ必死で、上手くできないことばっかりなのに、
他のママはやたら余裕そうに見えるなぁと…

こういう時こそ、人としての共通性「みんなそういう時あるよね」って考えられるとよかったんですけど、
当時の私は、「やっぱり私って容量が悪いなー」って思ったりしてしまいました。

実際に誰でも上手くいってるわけじゃないっていう情報に触れるのもいいと思います。
例えば、出産後、私は母乳の出が悪かったのですが、「母乳育児が起動に乗るまで誰でも3ヶ月くらいかかる」と書いてある本を読んで、すごく救われました。

 

それから、結婚前に1年くらいカウンセリング(インナーチャイルドセラピーという療法)を受けていたのですが、
(そこで心の問題を解消できたから無事結婚できたと思っています)
その時カウンセラーさんに「感情は感じきることが大切なんです」と言われたことも思い出しました。
ここでいう、マインドフルネスですね。

悲しい・悔しい・怒りの感情って、抑え込むと後々ぶり返したりしますし。
まずは自分の感情をそのまま受け入れることが大切なんだな、とあらためて思いました。

その後の私とこれから

私は仕事でミスすると、「あ~なんてバカ…」と自分を責めたり、嫌な気持ちを引きずってしまいがちだったのですが、
講座の後、ミスしても自然とセルフコンパッションの3ステップを踏むような思考になり、早く立ち直れました。

今回子どもに実践するより、自分の今までのことや自分自身の変化を考える機会になりました。

 

親はずっと子どものことをサポートできるわけではないので、
子どもがセルフコンパッションできるようになってくれたら安心だと思います。

でもそのためには、親自身がまず、自分をいたわり、大切にしていかないとな、と思いました。
親が自分を大切にして、幸せでいられたら、子どもも自然にそうなっていくんじゃないかな、と思いました。