世界に通用する子どもの育て方 アドバンス講座 第二回目のテーマは、
「批判する代わりにできること」ということで、アサーティブに伝えるための方法を学び、練習しました。
※こちらの本に書かれたことを実践するための講座です。
私は高校生や大学生のころ、勉強をサボってたりすると、
よく母親に「なんでそんなにだらしないの!?」と言われた記憶があります。
そう言われると嫌な気分になるし、余計にやる気がなくなるんですよね。
この本を読んで、講座も受講した大きな動機の一つが、
「自分が親にされて嫌だったこと。同じことを娘にしないようにしたい」なので、今回のテーマはしっかり身に着けたいと思い、受講しました。
アサーションとは?
講座で学んだコミュニケーションの3つのタイプが以下です。
受身的:我慢。自分を抑え、相手に合わせる。
アサーション:その間。自分も相手もタイセルにしたちょうどよい自己表現
「なんでそんなにだらしないの!?」のような言い方は攻撃的なコミュニケーションにあたりますが、
ついつい、そういう言い方してしまいがちではないでしょうか。
アサーティブコミュニケーションという言葉は以前から見聞きしていて、ちょっと本を読んだりしましたが、
職場ではなんとなくできても家族に対しては難しいなと思っていました。
子どもにアサーションを実践
講座で学んだコミュニケーションの方法の中で、私が2歳の娘にやってみたことをご紹介します。
私文で表現する&理由や意味を説明する
これは以前から心がけていることなんですけど、講座受講後はより意識的にやりました。
例えば、娘はお風呂から出た後、なかなかパジャマを着ないで裸でふざけてしまうのですが、
ママは、〇〇ちゃんが風邪ひかないか心配なの。
こんなかんじの言い方をしています。
こうやって伝えてもなかなか言うことを聞いてくれず、毎日すごい時間かかっちゃんですけどね。
「~しなさい!!」なんて攻撃的な言い方してしまうと言っると後悔してしまうことが多いので、
結果(子どもの行動が改善されるかどうか)はどうあれ、アサーティブな言い方を習慣づけることで、ママのストレスが減るような気がしました。
あと、やっちゃダメなことを娘が「したいー!!」って時。
この前、ランチをしてる最中に娘がパパのお財布を開けてお金をテーブルの上に出し始めてしまい、
パパが「お金は大事だからしまって」って言っても全然言うこと聞かない、ということがありました。
パパが注意すればするほど娘の抵抗が激しくなり、小銭を握りしめて泣き出したので、
まず抱っこして店の外に退出。
娘が好きな歌を歌って気分を変えさせてから、
お金はパパの大事なものだから、返そうね。
と話したら、店内に戻って「はい、どーぞ。」とパパに小銭を返してくれました。
ヒートアップした時は、まず気持ちを落ち着かせてから話したほうが伝わるなと思いました。
DESC法
もう一つ、講座で学んだアサーティブコミュニケーションの方法として、DESC法があります。
Express 表現する:自分の、主観的な気持ちを伝える「私は~と感じています。」・気持ちや考えを説明する・相手の気持ちや努力を認める
Specify 提案する:具体的な提案をする「~してはどうでしょうか?」
Choose 代案:他の選択肢も提案する「それがだめなら~はどうでしょうか?」
もし母親がDESC法で話してくれたらどうなったか、とシミュレーションしてみました。
帰ったら、母親が激怒していたこと。
私は特に何も考えず、友達の家とうちの間くらいあったその公園で待ち合わせただけだと思うんですよね…
とにかく、いきなり怒られてわけわからなかった、という記憶しかありません。
D:汽車ポッポ公園で夕方にお友達と待ち合わせしたんだね。
E:あの辺は夕方になると人通り少ないから、危険なんじゃないかと思ってすごく心配したんだよ。
S:今度から、汽車ポッポ公園でお友達と待ち合わせる時は、土日の昼間、まだ人通りがある時間帯にしたらどう?
C:どうしても夕方にお友達と待ち合わせしたい時は、人がたくさんいる別の場所、例えば駅とかにしたらどうかな?
まとめ
できるところから積み重ねて、娘と良い関係を築いていくことに役立てていきたいと思います。